園児数の減少に伴い、3月末で40年に渡る歴史の幕を閉じる玉野市立玉原幼稚園で閉園式が行われました。
閉園式には、3月16日に卒園式を終えたばかりの5歳児6人を含め、玉原幼稚園の最後の園児17人と教職員、保護者、地元関係者など約60人が出席しました。式では、玉野市の西村薫三副市長が黒田晋市長に代わって挨拶をしました。また、玉野市議会を代表して総務文教委員長の高原良一議員が挨拶し、玉原幼稚園の思い出を語りました。このあと、園児を代表して百田紗和ちゃんが三鍋(みなべ) 直美園長から記念品を受け取り17人の園児全員でお別れの歌を歌いました。昭和53年に開園した玉原幼稚園は、在園児が300人を超える時期もあり、40年間に2127人の卒園児を送り出してきました。しかし、近年は園児数の増加が見込めず、適切な幼稚園教育が困難となったため閉園することになりました。新年度からは玉原保育園に開設される幼稚園と保育園の機能をもつ玉原認定こども園として新たなスタートを切ります。
【インタビュー】参列者は・・・玉原幼稚園三鍋直美園長
閉園式では、最後に出席者全員で色とりどりの風船を空高く飛ばし玉原幼稚園に別れを告げました。