売れ残りなどで廃棄される食品「フードロス」について意識を高めてもらうイベントが倉敷市で開かれました。
売れ残りや賞味期限間近のため廃棄される食品は日本国内でおよそ632万トンとされています。
こうしたフードロスへの理解を深めてもらおうとイベントが開かれました。
はじめに主催した一般社団法人アリス福祉会の稲見圭紅代表理事がスーパーマーケットでは賞味期限が近づいた商品の処分に困っているという現状を伝え、「割引シールがついている商品や賞味期限が近い商品を可能な限り選んでほしい」と話しました。
そしてフードロス商品について関心を持ってもらおうと県内のスーパーマーケットやメーカーから譲りうけたフードロス商品を訪れた人へ無料で提供しました。
このイベントは「フードバンク」とよばれるフードロスを生活困窮者などに提供する活動を行う一般社団法人アリス福祉会が一般の消費者に向けて初めて開いたものです。
アリス福祉会では2か月に1回のぺースでこのイベント開催する予定にしていて次回は6月に行われます。