ゴールデンウイークの特集です。
倉敷の総鎮守(そうちんじゅ)阿智神社では藤まつりが開かれました。
岡山県の天然記念物で、推定樹齢350年以上とされる曙(あけぼの)藤(ふじ)「阿知の藤」は、平成30年から3年計画で樹勢回復のための治療が行われています。そのため、花が楽しめない今年は、例年より会期を2日短縮して5月3日から5日まで藤まつりを開催しました。初日の3日は、阿智神社の境内で倉敷東小児童クラブ・しらかべキッズの子どもたちが南京玉すだれを披露したほか,
脳舞台では、能の囃子で用いられる横笛の能管(のうかん)演奏や雅楽などの演奏が繰り広げられました。特に、雅楽の音色とともに披露された日本の伝統束
十二(じゅうに)単衣(ひとえ)のお服(ふく)上(あ)げでは、単衣(ひとえ)の着物の上に、うちぎ、うわぎ、からぎぬと重ねていく平安時代の雅(みやび)な女性の着付けの様子が再現されました。また、琴伝流大正琴同好会「花衣」のメンバーは、音域のことなるソプラノ、アルト、テナー、ベースの4種類の大正琴によるアンサンブルで新緑に輝く阿智の杜(もり)に美しい音色を響かせていました。