昭和絵画クラブの作品展が総社市民ギャラリーで開かれています。
昭和絵画クラブは1年間の成果を発表する場として年に1度、作品展を開いています。今年は会員9人が45点の力作を展示しました。季節の花や自然の風景など思い思いに描いたものばかりです。昭和絵画クラブが絵を描く上で大切にしているのが「生命力」です。見たままを描くのではなく表現したい部分を明暗や濃淡を使って力強く描きます。指導に当たる大月賢志さんは「描写をするなら写真やデッサンだが、絵を描くということは強調したいものを自ら創造し表現すること」としています。水の流れ、木の幹、美しく咲く花など、描かれた作品の多くは光や風を受けて動いているようにも見えます。また、どうすれば生命力のある作品を創ることができるかを考えていくことで絵の技術向上や自分の心を豊かにすることにもつながるとしています。昭和絵画クラブの作品展は5月13日(日)まで総社市中央の総社市民ギャラリーで開かれています。