岡山県と玉野市は海水浴シーズンを前に渋川海水浴場で水質調査を行いました。
水質調査は海岸から70メートルほど離れた海上で行われました。玉野市から委託を受けた岡山県健康づくり財団の2人の職員が4つの項目で調査をしました。このうち油膜の有無と透明度の調査は目視で行われ、職員は、海面上に油が浮いていないかを確認し、透明度調査では白い丸い板を海の中に沈め何メートル先まで見えるかを確かめます。また、ふん便性大腸菌群数と水の汚れを数値で図るCODの調査については海水を持ち帰って行われます。調査は昭和48年から毎年行われていて、平成20年以降、去年まではふん便性大腸菌は検出されず、油膜もなく、透明度も高く、特に水質がきれいとされる水質AAに判定されています。なお、岡山県では県内12の海水浴場で水質調査を進めていて、調査結果はHPなどで6月末ごろに発表される予定です。