倉敷市児島由加にある桜園地で地元住民が老木化している桜の木の再生活動を行いました。
再生活動には地元住民や地元の企業などからおよそ50人が参加しました。
参加した人達は全国で桜の再生活動に取り組んでいる樹木医の原田照太さんの指導で根元付近の土を60センチほど掘り返して肥料を加え再び、埋め戻す作業を進めていきました。
児島由加の桜園地には1956年に児島市と琴浦町が合併したことを記念しておよそ500本のソメイヨシノが植えられています。
植樹から60年が経過し手入れが行われず、花見客で踏み固められた土の影響で桜が弱り、枯れる木も出てきていました。
8年前から地元の「由加の自然を育てる会」の呼びかけで再生活動が行われ、徐々に桜が回復してきています。
由加の自然を育てる会」では今後も再生活動を行い桜を守っていくことにしています。