倉敷市の葦高学区で地域の人が参加する「みんなの葦高運動会」が開かれました。
運動会は地域住民の親睦を目的に毎年この時期に開催しています。
33回目の今年はおよそ2000人が参加しました。開会式ではあしたか山チームの末永悠花さんと山村ルツさんが選手宣誓をしました。参加した人たちは地域や企業、商店街、先生など10のチームに分かれて揃いの色のハチマキやTシャツを身に着けて競技に臨みました。競技は綱引きやリレーなど16種目を予定していましたが雨のため、種目を絞って行いました。むかでリレーでは3人から7人、そして10人とチームのみんなで声をかけ足並みをそろえてゴールを目指しました。そして年代別リレーはチームで選抜された子どもから大人まで幅広い世代の15人が参加します。参加した人の中には念入りにウォーミングアップをして体をほぐしてから臨む人もいました。選手はチームの声援を受けて全力疾走でバトンをつなぎました。
みんなの葦高協議会会長の岡本英人さんは「この時期は引っ越してきた人がいたり町内会の役員が交代していることもあるので運動会をきっかけにより交流を深めてもらいたいです」と話していました。会場には葦高学区婦人の会「紫会」によるうどんの販売が人気を集めていました。運動会には心臓マッサージや担架づくりを学ぶ競技も行い、防災意識の向上を図っているということです。