倉敷市役所で特殊詐欺被害防止に向けた講演会が開かれ、市民が最近の詐欺の手口や騙されないための方法を学びました。
岡山県警生活安全企画課の佐藤泰弘さんが特殊詐欺被害防止の講演を行いました。
佐藤さんは県内での特殊詐欺が増えていることを話し詐欺の手口などを説明していました。
10年前と同じ手法で今だに被害件数が減らないオレオレ詐欺については、「手口を知っていても実際に体験すると冷静な判断が出来なくなる。
電話でのお金の話はすべて詐欺だと考えておいてほしい」と強調しました。
また県内で急増している保護シールが張られた消費料金を請求するハガキによる詐欺の手口についても説明が行われ注意を呼びかけました。
県内の去年1年間での特殊詐欺被害は191件で5億5230万円とおととしに比べ被害額が2億円近く増えています。
この公演会は市民の消費者問題などを考える倉敷市消費生活学級連絡協議会が総会に合わせて開きました。
倉敷市消費生活学級連絡協議会は市内6地区で活動していて今回の公演の内容を地域に広げていくことにしています。