民藝の魅力を知ってもらい若手作家の発表の場として開催されている恒例の民藝市場が倉敷民藝館で開かれました。
倉敷民藝館では、年に5回、第3土曜日に民藝市場を開いています。
会場には、一般家庭から持ち寄った民芸品や若手作家の作品およそ200点が並びました。陶芸、染織、和紙をはじめ貴重な漆工芸の器や手で織り込んだイグサの敷物などが販売されました。岡山市の染織作家末吉好美さんは、結び織の技法によるいすの敷物を。総社市のガラス作家上野亜依さんは、吹きガラスによる素朴なコップや花瓶などを出品しました。手作りの良さが伝わる作品ばかりで訪れた人は一つ一つ手に取りお気に入りを買い求めていました。倉敷民藝館の民藝市場は次回6月16日に行われる予定です。