半世紀の歴史を持つ写真愛好家グループ「ぐるうぷどんがめ写真展」が倉敷市立美術館で開かれました。
「ぐるうぷどんがめ」は51年前、倉敷の写真家 中村昭夫さんを 指導者に結成されました。会場には、13人の会員がそれぞれのテーマで撮影した組み写真13点、95枚が並べられています。標高約5600mのエベレストのキャンプ地で現地の人の様子をとらえた作品や「もう一つのアメリカ」と題した神戸の街並みを映した写真。「野辺送り」という作品は1977年から撮りためていた香川県佐柳島の両墓制の埋葬の様子を映しています。吉和辰雄さんの作品「ふじと」は住み慣れた倉敷市藤戸の街が変わっていく様子をモノクロ写真で表現しています。いずれの作品も訪れた人の心に訴えかけるようなものばかりです。
ぐるうぷどんがめ写真展は6月3日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています