水の事故が増える夏に備えて倉敷市消防局は若手職員を対象に救助法の講習会を開きました。
講習会には、倉敷市内4つの消防署から20代の若手職員を中心に31人が参加しました。水を正しく理解し、安全で確実な水難救助法を身につける為に毎年この時期に行っています。受講者は溺れている人の鼻と口を水面から出し、助け出す方法を教わりました。服を着たまま水中に飛び込んだ場合は体力を消耗しないために、出来るだけ手足を水面から出さないようにすることを学びました。また、ペットボトルやゴミ袋を浮輪代わりにして水に浮く方法を体験しました。倉敷市消防局管内では去年、水の事故が12件発生し、そのうち4人が亡くなっています。今年はすでに8件の事故で4人が死亡しています。