倉敷市中央の倉敷民藝館は開館70周年を迎えました。
きょうから「美しい暮らし」をテーマに企画展を開いています。
倉敷民藝館は、江戸時代末期の米蔵を改装し昭和23年に開館しました。陶磁器、染織品など日本だけでなく世界の民芸品およそ1万5千点を収蔵しています。開館70周年を記念した企画展では、選りすぐりの民芸品200点あまりを一堂に展示しています。このうち19世紀、李氏朝鮮時代に魔除けとして描かれた「四瞳猛虎鵲図」やセネガルの絞り布、沖縄の芭蕉布で作られた風呂敷など貴重な作品15点は期間限定で展示しています。倉敷民藝館開館70周年記念の企画展は12月2日まで開かれています。