水島信用金庫福田支店で地元の歴史と当時の暮らしを写真や資料で紹介する展示が開かれています。
この展示は、およそ300年前、福田町古新田の開発に力を尽くした庄屋佐藤九郎兵衛の子孫である佐藤毅さんが協力して初めて開かれました。
水島空襲の様子や水島コンビナートが発展するまでの移り変わりを佐藤さん所蔵の貴重な写真で振り返ることができます。
水島コンビナート埋め立て前にあった「王島山」という島から臨んだ水島港の風景。現在は、東京製鉄の工場になっている水島海水浴場周辺の写真もあります。
また、63年前水島臨海鉄道水島駅で行われた映画「麦笛」のロケシーンなど懐かしい光景も残されています。このほか倉敷市福田歴史民俗資料館が所蔵する昭和初期にかけての農作業や開墾の様子を納めた写真も展示されています。
「福田を知ろう」展は水島信用金庫福田支店で6月22日(金)まで開かれています。