倉敷市ボランティア連絡協議会の今年度の交流会が茶屋町の磯崎眠亀記念館で開かれ、メンバーたちが、花ござ「錦莞莚」の特色を学びながら交流を深めました。
倉敷市ボランティア連絡協議会は市内で活動する観光ガイドなど60団体以上のボランティアグループが加盟しています。お互いの活動を知り、親睦を深めようと毎年、交流会を開いていて、今年は連絡協議会のメンバー80人が国の登録文化財となっている磯崎眠亀記念館を見学しました。磯崎眠亀は天保5年、1834年に現在の倉敷市茶屋町に生まれ、明治時代の代表的な輸出品といわれた高級花むしろ・錦莞莚を生み出し高い芸術性から世界に磯崎の名を広めました。参加者は、磯崎眠亀顕彰会の人たちに錦莞莚がジャパン・カーペットとして世界、特にアメリカに向けて輸出されていたことなどの説明を受けながら、日本の産業に大きく貢献した茶屋町地区の偉人磯崎眠亀について学びました倉敷市ボランティア協議会では、地域の観光資源などの理解を深めることでそれぞれの活動に役立てようと、地域の名所などで交流会を開いています。