大型船向けのディーゼルエンジンを手掛ける三井E&Sマシナリーが、エンジンの累計生産で1億馬力を達成しました
轟くエンジン。こちらが三井E&Sマシナリーが製造した船舶用ディーゼルエンジンです。高さ14・6m、全長20・9mで、今治造船が建造する大型コンテナ船に搭載されます。累計生産1億馬力は1926年に、エンジン技術を手掛けるデンマークのマン・ディーゼル・アンド・ターボ(MAN B&W)社と技術提携を締結、初めて船舶用エンジンが開発されてから、6555台目での大台達成で、エンジン業界では国内初の快挙です。玉野工場では、1992年に大規模なエンジン製造工場を竣工してから量産体制が構築されました。また、エンジンの出力増強に加え、造船他社のニーズにも対応できたことから、ここ10数年で一気に生産量が増えたということです。今後は、環境や省エネに考慮してメタン、エタンなどのガス燃料を使ったエンジンの生産・開発などを進めていく方針です。
なお、16日には、1億馬力達成を記念して、玉野工場で社員の家族およそ1200人を対象にしたイベントを初めて開催。大型船向けエンジンの搭乗体験やエンジンルーム見学などを行うということです。
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