犯罪や非行のない社会、罪を犯した人の更生を支えようと社会を明るくする運動の街頭啓発が行われました。
社会を明るくする運動は法務省が呼び掛けて全国一斉に実施され、倉敷市内では5カ所で街頭啓発が行われました。このうち、真備地区では真備支所の三谷育男支所長が安倍晋三内閣総理大臣のメッセージを読み上げて街頭啓発を開始しました。今年度は犯罪や非行をした人を社会から排除・孤立させるのではなく、再び受け入れることができる社会の実現に重点を置きます。具体的には出所者の事情を理解し、雇用する企業を増やすこと、社会復帰を支援する環境を整備することなどが挙げられています。街頭啓発に参加した倉敷地区保護司会玉島分区会、更生保護女性会のメンバーは、買い物客らにメッセージ入りのチラシやティッシュ150セットを配布し、活動に理解を求めました。なお、社会を明るくする運動は7月を強化月間としていて、21日には更生保護市民大会をライフパーク倉敷で開くほか、30日から水島・児島・玉島・真備の各支所で少年非行防止と更生への理解を求めるポスター展示を予定しています。