豪雨災害からおよそ4週間岡山県は、倉敷市真備町を流れる小田川の3つの支流に一か所ずつ設置する水位計について8月5日から運用することを1日に開かれた知事の記者会見で明らかにしました。
これまで国が管理する小田川には水位計が設けられていましたが岡山県が管理する小田川の3つの支流末政川、高馬川、真谷川には水位計が設置されていませんでした。今回の豪雨で6か所が決壊したことを受け、本年度設置を予定していた40カ所に急きょ追加し、10分ごとに水位の変化を把握できる「危機管理型水位計」を決壊地点そばの橋などに取り付けることにしました。伊原木隆太知事は、1日の定例会見で水位計の設置により倉敷市が避難情報を発令する際の目安となる情報は多くなると思うとしたほか災害防止の根本策は高梁川と小田川の合流点の付け替え事業の早急な実現にあると述べました。