豪雨による影響で農作物への被害も拡大する中、畑が冠水して、青パパイヤの苗が枯れる被害が出た総社市清音の栽培農家を取材しました。
総社市清音軽部の畑「(これはダメですね。根腐れこう言う状態です・・・・)
総社市清音の藤井久美さん(61)の畑では、今年の4月17日に青パパイヤの苗200本を植え付けました。ひと月が経過し(5月17日)苗は20センチから30センチに。2ヵ月後(6月25日)には60センチから70センチと順調に生育し、葉も大きくなりました。ところが、苗を植えてから3か月目に入った7月100年に一度の豪雨に見舞われ青パパイヤの畑がある総社市清音の軽部地区一帯は、大きな浸水被害を受けました。
【インタビュー】藤井久美さん「3日間冠水して根腐れがひどい200本の植えた苗のうち40本が残った。残った苗に栄養剤を散布して収穫できることを願う。青パパイヤの栽培をはじめて3年目、今年は順調に生育していたのに、わずか3日間の冠水でこれほど被害が出るとは思わなかった」
総社の新たな特産にしようと青パパイヤの栽培に取り組み始めて3年目の藤井さんにとってこのたびの豪雨は、大きな試練となったようです。
豪雨災害による農作物の被害
【取材日】2018年8月10日(金)
【場所】総社市清音軽部
【インタビュー】総社市清音・藤井久美さん(61