西日本豪雨災害から2ヵ月。大きな浸水被害を受けた倉敷市真備町の住民有志は、9月1日(土)氾濫した小田川を管理する国などに損害賠償を求める団体「り災者の会」を発足させました。
「り災者の会」の設立総会は、倉敷市真備町川辺の被災した建設会社の事務所で約130人が出席して開かれました。り災者の会の発起人で建設会社経営の吉田勤代表は、「51人の死者を出し、多くの家が壊れたこのたびの豪雨災害は、小田川などの河川を整備・管理する行政側の不備によるものです。一日も早く復興し、元の真備町を取り戻すには、住民が一致団結して災害の原因究明のための検証を進め、早急に補償してもらえるよう国などに訴えていきたい」と呼びかけました。【インタビュー】り災者の会吉田勤(72) 代表
り災者の会では、国などに損害賠償を求め提訴する方針で10月には決起集会を行うことにしています。
被災地真備町で賠償求め「り災者の会」発足
【取材日】2018年9月1日(土)
【場所】倉敷市真備町川辺
【インタビュー】り災者の会・吉田 勤 代表