工芸作家のヨシダコウブンさんと銅版画作家のかとうゆみこさんの二人による作品展が倉敷市加須山のギャラリーアトリエf/1で開かれています。
犬でもなく、猫でもない不思議な生き物のお面。
柔らかくて繊細なタッチの金魚の絵。
会場には福山市在住の2人の作品およそ60点が並んでいます。
ヨシダコウブンさんは、命の形をテーマに作品を作り全国で個展を開いています。ボーッとしたケモノやキリッとしたケモノなど名前のついてない不思議な生き物を制作しています。額に入った作品は新作で生き物のおなかに植物標本の小瓶=ハーバリウムが入っています。かとうゆみこさんは女性のアートグループアートSUNのメンバーで銅版画に魅せられて金箔を使った作品を多く出品しています。朝顔などの植物を描いたものや表情豊かな金魚描いたものなど様々な作品を展示しています。こちらのスケルトンという作品は目の錯覚のように実際にあるものの不確実性が高いということをコンセプトに作品を作ったそうです。
2人の作家による作品展は9日(日)までアトリエf/1ギャラリーで開かれています。