一人暮らしの高齢者の老後について考える講座「おひとりさまの老後ひとごとじゃない!」が倉敷市で開かれました。
講師には岡山理科大学で社会心理学の非常勤講師を務めている市場恵子さんを招きました。この講座は倉敷市の男女共同参画課が企画するパートナーシップ向上セミナーのひとつです。65歳以上の高齢者が総人口に占める割合が27.3パーセントと高齢化率が去最高になっている超高齢化社会で、老後を一人暮らす人が増えています。
講師の市場さんは、老後の一人暮らしには特殊詐欺などの犯罪に巻き込まれる事や逆に、万引きなどの犯罪を起こすことがあると不安要素を説明しました。
一人暮らしによる孤独感や、近くに頼る人がいないことがそうした不安要素の原因と考えられます。若いうちから地域の行事に参加し困ったら誰かに頼るなど地域とのつながりをもつようにしましょうと話しました。
セミナーに参加した25人の受講生は安心して暮らせる老後について考えていました。