倉敷市議会9月定例会の最終日、災害復旧関連経費を含む過去最大の250億円余りを補正する予算案など19議案を可決し、閉会しました。
会議冒頭、伊東香織市長は天皇、皇后両陛下が真備町を訪問されたことについて「倉敷市民にとって大きな励みになりました」と話しました。本会議では、豪雨災害による被災者の生活再建や公共施設の復旧に関する経費のほか、学校園や公園のブロック塀をフェンスに改修する経費を含んだ一般会計補正予算案250億2900万円など19議案を原案通り可決しました。7月豪雨災害後、初めてとなった今回の定例会は、災害対応に追われる執行部に配慮して会期を当初予定していた半分の15日間に短縮したほか、一般質問をやめて代表質問だけに変更しました。2日間行われた8会派による代表質問では災害対応や復興策を巡って厳しく追及する声も上がりました。