水島税関支署と玉島警察署、倉敷市消防局は合同で、テロ対処訓練を行いました。
訓練は、テロリストがコンテナを使って猛毒の化学薬品を輸入し、人に撒き散らし、負傷者が出た、との想定で行われました。水島税関支署ではこれまで、爆発物に対応する訓練は何度か実施してきましたが、G20大阪サミットや2020年の東京オリンピックなど国際的な行事の開催が控えていることから、化学薬品を使ったテロに対応するための訓練を初めて行いました。コンテナをX線検査し不審物を発見、その後税関職員が内容を確認しているところへ輸入者を装ったテロリストが現れ、化学薬品をまき散らしました。その後、警察がテロリストを取り押さえ、消防の化学薬品に対応する特別班が訪れ、負傷者を救助しました。水島税関支署などは今後も、関係機関と合同で訓練を実施していき、連携強化に努めていきたいとしています。