倉敷市真備町有井で復興に向けて被災した田んぼの整備を始めた人の姿がありました。
真備町内では被災した田んぼのほとんどは雑草が生えた状態で手付かずのままになっています。そんな中、真備町有井では雑草の刈り取りをする人がいました。小田輝夫さん、62歳。農機具はすべて水没しましたが刈り取りをするためのコンバインはエンジンをかけたら動いたため昨日から一人で作業を始めたといいます。田んぼに残ったゴミや伸び放題の雑草の多さでコンバインが詰まってしまい何度も止めては手で取り除きながら作業を行っていました。小田さんはこの場所を水田として再生させて稲作を続けたいと考えています。小田さんは今後、農機具を新しく買い換え、土壌の検査などを受けて来年には再び稲作ができるよう準備を進めていきます。