倉敷市災害ボランティアセンターは被災地倉敷市真備町で水に濡れてしまった写真をきれいにする講習会を開きました。
倉敷市災害ボランティアセンターではこれまで家屋の片付けなどに重点を置いた活動が多数を占めていましたが片付けが落ち着いた被災者から濡れてしまった写真を残したいという声がありました。
こうした声にこたえようと写真洗浄のボランティアを始めました。
センターにはこれまでに5世帯分およそ3000枚の写真が寄せられています。
講習会ではボランティアが真備町有井の50歳代の男性の写真およそ1000枚を洗浄しました。
ボランティアはアルバムの写真を切り取ると丁寧に泥を落とし、真剣な表情で取り組んでいました。
ボランティアセンターでは引き続き被災した写真を集めています。
写真洗浄講習会は、10月6日と7日にも真備保健福祉会館で開かれます。
濡れてしまったアルバムはそのまま放置しておくとフィルムのはしから水が入って復元が出来なくなってしまいます。
一番大切なのは、乾かすことです。