倉敷市真備町市場に建設された市場団地で今日30日から入居が始まりました。
豪雨災害からおよそ3か月、これで、倉敷市が計画していたすべての仮設住宅が完成しました。
倉敷市真備町市場のタケシンパッケージ北側の仮設住宅は追加で建設されたプレハブ住宅53戸です。鍵の引き渡しには台風24号接近の影響で早めに鍵を受け取りにくる入居者が目立ちました。自宅のリフォームが完成するまで入居を希望する髙橋つかささん親子は、真新しい仮設住宅で間取りなどを確認していました。慣れない避難生活で子どもたちの情緒が不安定になっていたと話す髙橋さんは、この仮設住宅で落ち着いて前向きな生活ができるよう願っていました。市場団地の入居期間は今日から2020年9月29日までです。これで倉敷市が計画したすべての仮設住宅266戸が完成しました。建設された仮設住宅はみその、市場、真備総、岡田、柳井原、二万の6か所です。倉敷市では仮設住宅の入居状況を把握しながらキャンセルを待つ人たちの意向を聞き入居者の調整を行っていく考えです。