倉敷市は農業の生産技術向上に向けて今年度から生産者を対象に国内外での研修を行っています。
きょう4日から国内での研修がスタートし市内の農家が先進的な技術を学びました。
国内研修は倉敷市船穂町柳井原にあるヤンマーの農業研究施設ではじまりました。
この研修は倉敷市が農家の技術力向上に役立ててもらおうと今年度から初めて実施するものです。
市内の農家を対象に国外で1回、国内で4回の研修が行われます。
今年度の研修参加者は、ブドウやイチゴなどの生産者12人です。
このうちの6人は今年8月に農業先進国オランダでの国外研修に臨み現地のイチゴやスイートピーの農業施設を見学したり生産者との意見交換などを行いました。
今回の国内研修では農業コンサルタント会社による効率の良い栽培方法などの講習が行われるほかヤンマーの研究所での実務研修が時期を4回に分けて実施されます。
倉敷市では、先進的農業技術を学ぶ研修を3年間行う予定で、毎年参加農家を募集します。