豪雨と工場の爆発の被害を受けた総社市下原地区を取材しました。
災害から三カ月。
工場の爆発で窓ガラスが割れ、建物の破損が目立つ家、大雨の影響で1階部分が浸水した家などがそのまま残っています。
公会堂に設けられた下原出張所では災害の直後から職員を配置し、り災証明や見舞金の受付などにあたってきました。
3ケ月経った今も職員が常駐し、市の災害に関する制度や日常生活に関する住民の相談にあたっています。
下原出張所とともに地区の自主防災組織や自治会が住民のサポートにあたっています。
下原地区自主防災組織の川田一馬副本部長と地域を歩きました。
早くも解体が済んだ家もあります。
解体したがれきを運ぶ車両などが通れるように地区の道路は一部拡幅され整備されていました。
下原地区では災害に負けずに稲穂が実りの時期を迎えました。
総社市では10日ごろから市が主体となって下原地区の稲刈りを手伝うことにしています。