倉敷美観地区で女流棋士が指導する青空将棋道場が開かれました。
倉敷民藝館前に設けられた特設テント前には朝から大勢の将棋ファンが駆けつけました。青空将棋道場は、倉敷市の将棋の普及を目的に毎年、女流棋士を招いて開いています。9回目の今年は、抽選で選ばれた5歳から80歳までの108人が参加しました。去年、大山名人杯・倉敷藤花戦に出場した伊藤沙恵女流二段をはじめ里見香奈倉敷藤花の妹、里見咲紀女流初段など6人が招かれました。華やかな和装の女流棋士は一度に3人と対局します。参加者は、白壁の街、倉敷美観地区の風情を感じながら一手、一手真剣に指していました。対局後には、アドバイスもあり参加者は熱心に聞き入っていました。