くらしき作陽大学の家庭科教員を目指す学生が倉敷市真備町の箭田小学校の児童に手作りのバッグを贈る取り組みを始めました。
製作支援を行うのはくらしき作陽大学食文化学部の家庭科教員を目指す1年生から4年生14人です。宮本(みやもと) 拓(たく) 食文化学部長は「被災地でどのようなことが必要とされているのか。地域で何が貢献できるのか。今回の活動を通して家庭科教員として将来に活かしてほしい」と話しました。この取り組みにあたっては株式会社ビッグジョンがズボンやジャケットに使われる倉敷デニムとシャツなどに使われるフランネルの布を提供しました。布を受け取った学生たちは早速、校内の被服室へ移動して星島(ほしじま)しげ子 准教授の指導で製作に取り掛かりました。学生たちは今後、授業の空き時間を使って11月末までに50個のバッグを完成させ、贈る予定です。