倉敷警察署は倉敷中央病院と共同で県警ヘリを使った被災者の搬送訓練を実施しました。
訓練は、南海トラフ巨大地震が発生、県南部で震度6強を観測し大津波や建物の倒壊などで大規模な被害が出たとの想定で行いました。倉敷運動公園陸上競技場では、倉敷警察署の署員が車両に閉じ込められた負傷者をドアガラスを割って救出、地震で道路が寸断されているため県警ヘリ「わしゅう」で倉敷中央病院のヘリポートまで搬送しました。「わしゅう」が到着すると、倉敷中央病院の医師や看護師が負傷者を素早くストレッチャーに乗せ院内へ運びました。倉敷警察署は、倉敷中央病院と大規模災害発生時に負傷者の緊急輸送を目的としたヘリポート使用協定を平成25年に結んでいます。訓練は、毎年行っていて今回で4回目です。なお、県警ヘリ「わしゅう」は、7月豪雨発生時、真備町の冠水状況を撮影するために出動しました。