総社市秦の仮設住宅で住民同士の交流施設として役立ててもらおうと真庭市の木材製造メーカーが集会所を贈り、利用が始まりました。
総社市に贈られた集会所は総社市秦にある仮設住宅の団地内に設置されました。
建物はおよそ6メートル四方の1フロアで、住民同士の交流や自治会の会議などで自由に利用するこができます。
この集会所を贈ったのは真庭市の木材製造メーカーの銘建工業で、無償で総社市へ提供しました。
銘建工業では「CLT」といわれる厚さ3センチ程度の杉の板を交互に重ねて接着する木材の製造を主力としていて集会所の材料にもCLTが使用われています。
CLTは大判のパネルで設計できるため断熱性や耐震性が高く環境に優れた木材として住宅や高層の建築物などで活用されています。
寄贈された集会所は仮設住宅が閉鎖した後も地域の憩いの場として活用される予定です。