トラックとの事故防止を呼び掛けようと倉敷市児島の緑丘小学校でトラックを使った体験型の交通安全教室を開きました。
岡山県トラック協会青年協議会などが主催した交通安全教室には緑丘小学校の1年生から3年生の児童およそ110人が参加し、児島にある藤森運輸が4tトラック2台を用意しました。トラックの事故で最も多いのが左折時の巻き込み事故です。被害から身を守るために、児童たちはトラックの仕組みや運転手の気持ちを理解できるようさまざまな体験をしました。車が曲がるときに後輪が前輪より内側を通ることで危険な目に合う可能性があります。この内輪差の危険性を知って信号待ちのときはできるだけ歩道の内側で待つように呼びかけていました。また、児童たちは運転席に座り運転席から見えない「死角」の部分を確認していました。イメージしていたものと実際の運転手の目線の違いに、自分の身は自分で守ろうという意識が生まれたようでした。
このほか、トラックがバックするときに光るランプや、アラームを教わり、トラックが出すサインを目と耳でおぼえていました。