倉敷市日本遺産推進協議会は日本遺産を活用した特産品開発にむけたワークショップを開催しました。
ワークショップは地域資源を活用した特産品の開発や販路拡大にむけて、事業計画を進めている企業を対象に開かれました。倉敷市は一輪の綿花から始まる倉敷物語など、3件の日本遺産認定を受けています。今回のワークショップは倉敷市内の21の事業者が日本遺産プロデューサー・小山龍介さんの話を聞きながら倉敷の地域性や風土などを考えていきました。通常、モノを売る場合は商品の機能・性能を伝えて販売していくが、日本遺産を活用する場合、作る理由や売る理由にある価値観を表現することで付加価値を高めることが重要である、としました。参加者は倉敷が好きだから、伝統技術を継承したいから、良いものを買ってもらい良い生活を生み出したいなど商品を作っていく上での思いについて話し合い、新商品販売へのアイデアを膨らませていました。このワークショップは11月22日(木)に2回目を予定していて、日本遺産を活用した事業展開を考えている事業者の支援を行います。
(倉敷市日本遺産推進協議会086-426-3406)