豪雨災害の被災地真備町の小学校で落語の公演が開かれ、児童たちは上方落語の面白さを体験しました。
落語会は、倉敷市真備町の薗小学校に仮校舎を置く川辺小学校のプレハブの教室で開かれました。
上方落語協会から倉敷市連島町出身の桂小鯛さんはじめ倉敷ゆかりの若手落語家3人が訪れ被災地真備町の子どもたちを落語で元気づけました。
落語会には、川辺小の5、6年生と薗小の6年生のほかに近くの仮設住宅で暮らす住民も集まりました。
『落語おもしろ高座』では、桂小鯛さんを中心に、話の中に登場する人物の特徴や動きを表わす目線や声の出し方や、手ぬぐいや扇子使って表現する落語独特のしぐさなどを実演を交えて学びました。
また、児童の代表が舞台の上で手ぬぐいで鼻をかんだり扇子を使ってうどんやそばをすするしぐさに挑戦しました。
このあと「時うどん」など落語家3人による話芸が披露され児童たちの笑い声が教室に響いていました。
午後からは、真備町の箭田小学校6年生を対象に落語会が開かれました。