駐日大使や外交官がEUや出身国について説明する出前授業が倉敷高校では初めて開かれました。
倉敷高校を訪れたのはドイツ連邦共和国総領事館の総領事 ヴェルナー・ケーラーさんです。1、2年生およそ700人がEUの歴史や役割などを聞きました。EUには現在28か国が加盟し、単一通貨ユーロを使い、環境保護や平和の促進などを行っています。ヴェルナーさんはイギリスのEU離脱交渉や日本とEUで貿易活動が盛んなこと、ドイツ語を学ぶ日本人が23万人いることなどを説明しました。熱心に聞く生徒の姿もありました。
出前授業は日本の高校生にヨーロッパの歴史や文化に興味を持ってもらいたいと駐日欧州連合の代表部と在日EU加盟国の大使館が2007年から全国で開いています。