倉敷市真備町箭田の介護施設「デイサービスまび」で被災のため延期になっていた敬老会が開かれ、薗幼稚園の子ども達の歌や踊りがお年寄りを元気付けていました。
デイサービスまびの敬老会に招かれたのは薗幼稚園の5才児12人です。
敬老会には、真備町内の利用者をはじめ被災して倉敷や総社のみなしや仮設住宅で暮らしている人など敬老会を楽しみにしていたお年寄りおよそ50人が参加しました。園児たちは運動会で発表したダンスや、「365日の紙飛行機」を元気いっぱい歌いました。かわいい歌声におもわず手拍子をして笑顔になるお年寄りもいました。また、子ども達はお年寄りと一緒に青とピンクの2つのチームに分かれてボール送りゲームを楽しみました。
できるだけ早くボールが送れるようお年寄りの手の中に丁寧に優しく渡していました。敬老会では、お年寄りがデイサービスで手作りした布マスクやお菓子などが薗幼稚園の園児にプレゼントされました。
なお今年は施設が被災したため例年9月に行っている敬老会を11月に延期して開きました。