アルピニストの野口健さんとロックバンド「レミオロメン」の藤巻亮太さんが昨日(25日)総社市でチャリティーイベントを行いました。
会場には7月の豪雨災害で被災した住民やボランティア活動を行った人などおよそ200人が集まりました。総社市の環境観光大使でもありさまざまな被災地で支援活動を行っているアルピニストの野口健さんは、「笑顔」を復興の最大のテーマとして呼びかけ、持ち前の明るいキャラクターで会場の笑いを誘いました。野口健さんと片岡聡一・総社市長は熊本地震の被災地・益城町をともに訪れています。そのとき気づいた支援する側とされる側の関係性について話しました。参加者からの質問をもとにしたトークではロックバンド「レミオロメン」の藤巻亮太さんが被災地に足を運ぶ理由を語りました。藤巻さんは被災した住民に「辛くなったときは、すぐになんとかしようと思わないで、そのまま放っておくことも大事だ」と呼びかけました。そして、舞台は弾き語りライブへ。大ヒットソングなど4曲を披露し、力強い歌声を響かせました。野口健さんと藤巻亮太さんは今後も総社市と協力して1日も早い被災地の復興を目指します。