玉野市特産の大藪みかんがまもなく晩生の収穫を迎えます。
瀬戸内海に面した大藪地区。温暖な気候で潮風と日光を浴びて育つ大藪みかんは、皮が薄く、甘くて濃厚な味が地元の人に大人気です。三宅良治さんのみかん農園では、早生の収穫を終え、まもなく晩生の収穫を迎えようとしています。
三宅さんは来年で90歳になります。55歳のときにお父さんの農園を継いでから、広さ3000平方メートルの斜面に植えられた200本の木の面倒を一人で見ています。中には100年たつ木もあり、親の代からの大藪みかんを守ってきました。
高齢化や後継ぎ不足が課題となる大藪みかんですが、三宅さんはみかんの手入れと収穫を続けます。大藪みかんは、道の駅みやま公園などで購入できます。