倉敷市は12月補正予算案を発表しました。
補正予算案の総額は、85億7500万円増額です。これで一般会計の累計は2330億4800万円となり、前年度同期比で28・6%増となっています。補正予算案のうち、7月豪雨と台風24号などからの災害復旧・復興に要する費用として、36億900万円を計上しています。これで災害関連経費は7月の補正予算からの累計で430億円となります。12月補正予算案の主なものでは、被災した農家の農機具やハウスの修繕、買い替えの一部を助成する費用として20億円を追加。また、新たに児島地区の旧阿津保育園跡地に支援物資などの受け入れや配送の拠点となる防災用備蓄倉庫を整備する事業に2000万円を上積みしています。このほか、小学校の普通教室などへのエアコン設置に38億8440万円を計上し、32年夏には全校で稼働できるよう進めます。また、学校・園、公民館などのブロック塀の安全対策の費用に3億7400万円余りとなっています。12月補正予算案は12月5日(水)からの 倉敷市議会12月定例会に提案されます。
また、この日の会見の中で伊東香織倉敷市長は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催にあたり、水球女子日本代表の事前キャンプの倉敷市での実施が決定したことを明らかにしました。事前キャンプの期間は、来年1月4日から14日までで、倉敷市屋内水泳センターで行われます。倉敷市では、期間中に水球教室の実施などを検討しています。