大原美術館で、名画についたほこりを落とす大掃除が行われました。
大原美術館の大掃除は休館日の月曜日を利用して12月に入って行われます。きょうはスタッフ50人が、本館と工芸館の掃除をしました。掃除の前に塚本貴之学芸員から、刷毛やアクリルの布で名画を傷めないように細心の注意を払うことと説明があり、一斉に清掃に取り掛かりました。壁から外された名画1点に2人がかりで作業にあたりました。額縁の上や彫刻部分など丁寧に埃を落としていきました。表面の掃除が終わると裏側の作業にあたり、スタッフも普段見ることがない作品の裏側に驚く声もありました。大原美術館の今年の来館者数は7月豪雨の影響からか7月・8月は例年の半数程度まで落ち込みましたが現在は、例年とほぼ同数まで戻っているということです。年末年始の開館は12月27日(木)までで28日(金)から31日(月)までは休館、1月1日は本館のみ開館、2日からは通常開館となります。