真備町特産の竹の有効活用を進める真備町竹炭生産販売組合がリニューアルした窯で竹炭の生産を開始しました。
真備町竹炭生産販売組合は、平成11年に真備町箭田に窯を整備して竹炭の生産をしています。窯の老朽化が進んでいたことから去年の11月から改修を実施。
今回、改修後初の窯出しとなりました。
箭田地区の山あいにある窯は、去年の7月豪雨による被災は免れましたが、組合員の多くが被災。
一時は活動の存続が危ぶまれました。
その後「生産に協力したい」と市内外から協力者が集まり、去年の11月から15人ほどで生産を再開しています。
竹炭を生産する組合の活動は、良質なタケノコを生産するために必要な竹林の間伐にも一役買っていて、タケノコ生産農家にとってもありがたい存在だそうです。
出来あがった竹炭は、脱臭剤や乾燥材などの製品として出荷し、まきび公園内にあるたけのこ茶屋などで販売されます。
真備町竹炭生産販売組合では今後、年6回のペースで竹炭の生産をしていく予定で、マービー窯から復興の「のろし」を上げたいとしています。