倉敷市は2月定例市議会の2日目、平成31年度の一般会計予算案を含む47議案を上程しました。
平成31年度に関する議案の提案理由の説明を前に伊東香織市長は災害復旧・復興に臨む新年度の市政運営に向けて次のように述べました。
伊東香織市長
「被災されたみなさまが一日も早く元の生活に戻っていただけるよう努力するとともに平成31年度を本市の復興元年と位置付け、安心ときずなを育むまちづくりを進め、将来を見据えた本市のさらなる地域活性化を目指してまいりたい」
平成31年度の当初予算案は過去最大の予算規模となるおよそ1988億900万円です。
歳入の市税は景気の回復や企業の設備投資を見込んでおよそ12億円の増収、国・県の地方譲与税・交付金も5億円の増収を見込んでいます。
歳出では真備の緊急治水対策や災害廃棄物の処理など災害関連経費におよそ136億5500万円を計上しています。
きょうは、開会初日に上程された議案の議決が行われました。
議会は平成30年度の一般会計補正予算案を賛成多数で可決、特別会計などの予算案や条例改正案など12件を可決、専決処分1件を了承しました。
2月定例会は、3月14日までで、代表質問は25日、26日、一般質問は3月4日から7日まで行われる予定です。