去年7月の豪雨災害によりみなし仮設住宅などで離れ離れになった人たちが集まれるようにと定期的にお茶会が開かれています。
午前11時、倉敷駅前の居酒屋に、この日を待ち望んだ人たちがやってきます。去年10月から月2回行われているお茶会には、仮設住宅や、みなし仮設住宅から15人ほどが訪れました。情報交換や相談を目的に集まった人たちは常連から初めての人までさまざまです。離れ離れの生活に寂しさを抱えて涙ぐむ人の姿もありました。
【インタビュー】・仮設生活が続く中でー(3人)
今回のお茶会では被災した子どもたちにとみんなで折り紙のお雛様を作りました。明日(21日)に真備町の幼稚園に 寄贈するとのことです。このお茶会を企画しているのは被災者も運営に携わるボランティア団体「まびハウス」です。
【インタビュー】・岡山支援まびHouse 山下きくみ総代表
お茶会を企画する「まびハウス」の被災したスタッフは、「被災者だからできること、わかる気持ちがあるんです。被災者が復興支援をする大きな役割を感じています」と話してくれたそうです。