去年7月の豪雨で被災した倉敷市立真備陵南高校でも復旧工事が完了した新しい体育館で卒業式が行われました。
7月の豪雨で被害を受けた真備陵南高校。被災した体育館は卒業式に間に合うようにと復旧工事が進められました。70回目の卒業式は、3修生27人、4修生16人のあわせて43人が門出の日を迎えました。卒業生は、担任から名前を呼ばれると一人ずつ石井桂子校長から卒業証書を受け取りました。石井校長は、「西日本豪雨という苦境がありながらも高校における学びを通して困難に立ち向かい、勇気と人を思いやる優しさを育み成長した皆さんを頼もしく思います」とはなむけの言葉を贈りました。卒業生を代表して小林彩さんは豪雨災害を乗り越えた高校生活を振り返りました。式の後には、後輩たちからの花束のプレゼントもあり楽しい高校生活の思い出を語り合っていました。