総社市の造り酒屋三宅酒造で、新酒の完成にあわせた蔵開きが行われました。
総社市の三宅酒造は創業1905年の造り酒屋です。蔵開きには総社市内外の日本酒ファンが朝から訪れ、出来立てのお酒を味わっていました。試飲コーナーで振舞われたのは純米酒「朝日(あさひ)」と純米吟醸酒「都(みやこ)」です。2月に入って総社市内で作られた酒米と蔵の敷地にある井戸水で酒造りが進められ、今年は急な冷え込みなどが無く、順調に酒造りが行えたということです。また、貯蔵タンクからしぼりたての新酒が販売され、蔵開きでしか手にすることができない地酒を多くの人が買い求めていました。このほか、備中地域の酒蔵が技術協力しながら製造・販売をする同一銘柄の「origin」も販売され、訪れた人は春の一日を楽しんでいました。