総社市は今年度最後となる「JR桃太郎線LRT化にむけた住民意見交換会」を開きました。
総社市の住民意見交換会は今年度7回目になります。
総社市・岡山市・JR西日本がJR桃太郎線のLRT化を進める方向で合意したことを受け、これまで総社市では桃太郎線沿線住民と意見交換をしていました。
今年度最後となった意見交換会は沿線以外の住民を対象に行われました。
三者合意の内容はメリットとして運行本数の増加や新駅の設置、デメリットとしては運賃が上がることや総社ー岡山間の乗車時間が長くなることなどがあげられます。
参加者は合意内容について説明を受けたあと「新設される駅はどのあたりを想定しているか」「新駅への二次交通はどのように考えているか」など質問していきました。
また、岡山ー総社間の乗車時間短縮に快速や急行を取り入れることができないのか、運行本数のうち、数本を停車する駅を減らして対応できないのかなど利便性向上や利用者増加への提案もありました。
今後、JR桃太郎線LRT化への動きとしては、総社市・岡山市・JRが意見を持ち寄ってLRT化への基本計画素案を策定していきます。
総社市によると平成31年中には素案を示せるように進めていきたいとしています。