総社商店街筋の古民家をめぐって古民家再生のようすを見学するツアーが行われました。
ツアーには、総社市内外から10人が参加しました。
最初に見学したのは、現在カフェやレンタルギャラリーなどとして再利用している、築180年以上の旧堀和平邸です。
梁や机は住んでいたころのままで、参加者は建物のつくりや家具をじっくりと見ていました。
このイベントは総社商店街の再生された古民家や再生の手法を見てもらおうと「NPO法人総社商店街筋の古民家を活用する会」が企画しました。
ツアーは4件の物件を巡り、地域に残されている古民家を見学するというものです。
なかには再生に向けて現在掃除中の古民家もあり、参加者は作業の様子を見学するほか、キッチンのタイルの掃除を体験しました。
また、こちらの古民家は、もともとは米屋で、柱には米騒動の刀傷が残っていて、歴史を感じさせます。
現在は、コーヒー店として今年の夏のオープンを目指し、改修作業を進めています。
参加者は、伝統工法による古民家再生の手法を見学し、実際に壁に漆喰を塗る作業を体験しました。