西日本豪雨災害からまもなく9カ月となりますが被災地真備町のクリーニング店がきょう、3月25日から営業を再開しました。
午前9時営業を再開したのは、倉敷市真備町箭田の土師クリーニング店です。豪雨災害で工場と店舗が水没し、店舗の2階で仮住まいしながら再建を目指してきました。被災直後は、廃業も考えたそうですが、「もう一度やってほしい」という顧客からの要望に応え新しい機械を購入し、災害から5カ月目の去年12月7日に仮営業を始めました。その後、浸水被害を受けた店舗のリフォームを行いようやく営業再開の日を迎えました。当初、今年の2月中旬の再オープンを予定していましたがリフォーム工事の遅れなどにより3月25日になりました。オープン初日は、この日を待ちわびた客が次々と訪れていました。被災した住民は仮設住宅や近隣市町のアパートなどで暮らしており、被災前の顧客のほとんどが戻っていない状況です。土師さんは、被災を免れた二万地区や薗地区の集配サービスを行いながら営業を再開させました。土師クリーニング店は、日曜日を除いて営業しています。