新元号「令和」の出典として今話題の万葉集。
倉敷市内で開かれている万葉集を学ぶ講座を取材しました。
真備町に住む「万葉歌を楽しむ会」講師の峰山洋子さんは、13年前から倉敷市内の公民館などで万葉講座を開いています。
倉敷北公民館では12日から新年度の講座がスタートし、15人ほどの講座生が集まりました。
全員が、華やかな万葉の衣装を身にまとい、当時の人物になりきります。
初回のこの日は、新元号に引用された「梅花の歌」を学びました。
梅花の歌は、大伴旅人を含む32人が、庭の梅を題材に一首ずつ読み上げたものです。
講座生は歌の意味や背景を学んだり、唱歌「この道」のメロディーに合わせて歌ったりして、日本語の持つ言葉のやさしさや美しさを感じていました。
倉敷北公民館では12月まで毎月一回開かれます。